昭和の象徴ともいえる「団地」が令和になり、「エモい」「アイデア次第でお金をかけずに豊かな暮らしが叶う」と、インスタグラマーを筆頭に注目を集めています。
ただ、「自分も団地暮らしをしてみたい」と憧れて実際に団地物件を探してみたときに、団地特有の間取りに契約を悩むことも割とよくある話ではないでしょうか。
たとえば「和室の押入れ」。スペースが広くてありがたいものの、どのように活用したらよいか悩みの種でもあり、上手く活用できないとかえって押入れにスペースを取られて部屋の使い勝手に困るということも。
そこでこの記事では、ちょっとしたDIYで押入れのスペースを活用する方法や押入れの便利な使い道を紹介します。
子どもが巣立って押入れのスペースが空き、活用方法を考えている50歳代~70歳代の方にもおすすめの方法です。
また、記事の後半では気になる日本の住宅事情について最新データを公開していますので、是非最後までご覧ください。
1. 団地の押入れの空きスペースをDIYで工夫する方法【厳選4つ】
団地の押入れスペースは、工夫次第でさまざまな使い方ができます。
- オープン棚で見せる収納を作る
- リモートワークスペースを作る
- 好みのインテリアや趣味のコーナーを作る
- DIYで押入れをクローゼットにリフォームする
どの方法も女性や年配の方でも取り入れやすい方法です。詳しく見ていきましょう。
2. 【工夫写真】「団地の押入れ」活用方法を画像で紹介
押入れをオープン棚に活用
— オシャレ収納コーデ♪ (@shunojutu) January 4, 2022
上段は棚を巧く組み合わせて日用品の収納場所に。
下段はテレビやオーディオ機器を置いています♪ pic.twitter.com/qhGH3Nf4xj
次のページからご紹介した団地の押入れの活用方法についてくわしく解説していきます。
3. 「団地の押入れ」活用方法1. オープン棚で「見せる収納」を作る
団地の押入れの収納スペースに困っている方はふすまを取り外し、オープン棚として見せる収納を作りましょう。
取り出しにくさを考慮する必要がないため、収納量を増やせます。
また、ふすまを外すだけでも部屋に広がりを感じられます。
キャスター付きの収納や、整理しやすい収納ボックスを使い収納スペースとしてください。
よく使う物は「手前」「中段」に収納し、使う機会が少ない物は「天袋」「上段」に収納しましょう。
下段にはキャスター付きの収納があると、出し入れが容易になります。
押入れの上段に手が届かなければ、何も収納せず使用しないことも検討してください。
手が届かない範囲は、出し入れが手間な上に落下の危険があります。
また、使用する収納ボックスは色と形状を揃えると、統一感のあるきれいな「見せる押入れ収納」を作れます。
一方で、「見せる押入れ収納」は急な来客時などに隠したいときがあるかもしれません。
いつでもすぐに隠せるように、ロールスクリーンの設置がおすすめです。
普段は、ロールスクリーンを上げておくと干渉することはなく、チェーンの簡単な操作ですぐに降ろせます。
押入れに収納する際の注意点は、隙間なく物や布団などを収納する場合、湿気がこもりカビが発生する可能性です。
カビ対策として、押入れの床にスノコを敷くと空気が通り換気できるのでおすすめです。
4. 「団地の押入れ」活用方法2. リモートワークスペースを作る
押入れの使い方の一つに、リモートワークスペースを作る方法があります。
押入れの中段にパソコンなどを設置し、下段は足の可動域確保のスペースを空けておきましょう。
イスに座った際に作業する高さに問題なければ、部屋の空間を使うことなくワークスペースを確保できます。
デスクを準備する必要もありません。
押入れに奥行き・横幅が十分にあると、仕事で使用する書類や周辺機器なども設置できます。
押入れの下段にイスを収納する場合、スツールがおすすめです。
背もたれ付きのイスのほうが仕事をしやすいのか、事前に確認しておきましょう。
5. 「団地の押入れ」活用方法3. 好みのインテリアや趣味のコーナーを作る
団地は築年数が長く、押入れの中は独特な和室の雰囲気やレトロ感があります。
以下のインテリアスタイルでアイテムを揃えると、きれいなコーナーを作れます。
- 和
- アジアン
- ヴィンテージ
一方で、自分の趣味を1箇所に集めて飾るコーナーにもできます。
場所を決めてお気に入りの1コーナーをきれいに作ると、物の設置位置が決まるので部屋が散らかる頻度も少なくなるでしょう。
6. 「団地の押入れ」活用方法4. DIYで押入れをクローゼットにリフォームする
以下の工夫で、収納しやすいクローゼットを作れます。
- 工夫して吊るす・掛ける収納を取り入れる
- 収納ボックスに仕分ける際に断捨離する
6.1 工夫して吊るす・掛ける収納を取り入れる
押入れの中段に突っ張り棒を設置すると、吊るす・掛ける収納が可能です。
突っ張り棒の設置が難しい場合、キャスター付きのハンガーラックを押入れに入れて使いましょう。
掛ける収納は取り出しやすく、見た目もスッキリとした印象になります。
また、収納スペースを効率よく活用できるため、押入れの中を広く使えます。
押入れの中と部屋のインテリアをきれいに合わせたいときは、粘着性のカッティングシートを押入れの壁に貼り、内装を整えましょう。
6.2 収納ボックスに仕分ける際に断捨離する
下段や中段の下部には、キャスター付きの収納ボックスを使うのがおすすめです。
服や小物雑貨などを収納ボックスに仕分け移動させる際に、思い切って使わない物を捨てて断捨離しましょう。
勇気を持って断捨離しやすいのは、クローゼットなどの新たな収納空間ができたときです。
物が減ると整理整頓しやすくなり、スッキリした生活空間を実現できます。
収納する際はボックスにラベルを貼り、外から見て何がどこにあるのかわかるようにしましょう。
事前にクローゼットに入れる物を確認し、適切なサイズの収納ボックスを用意するとデッドスペースも埋まるため、きれいなクローゼットを作れます。
収納する場所が決まるので散らかりにくくなり、きれいな部屋を保てます。
7. 最新の日本の住宅事情(令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計結果)
2024年4月30日、総務省より「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」が発表されました。
同調査によれば、日本の総住宅数は2018年から4.2%(261万戸)増となる6502万戸(2023年10月1日現在)でした。
総住宅数は1978年より右肩上がりに伸びており、増加率についても2018年の2.9ポイントから4.2ポイントへ上昇しています。
空き家率も13.8%と過去最高で、900万戸の空き家が存在しているのが日本の住宅の現状です。
8. 押入れを活用して心地よい団地のインテリアライフを
団地の押入れはただの収納スペースではなく、使い方や工夫によって快適な生活空間を生み出す重要な要素です。
独り立ちした子どもの私物があり収納に困っている50歳代〜60歳代の方など、押入れを有効活用してみましょう。
見せる収納やワークスペース、趣味のコーナーなどを作ると、押入れ空間が生まれ変わります。
押入れの工夫により、心地よい団地のインテリアライフを手に入れましょう。
参考資料
上永 智史