3. 一般的な世帯年収600万円台の貯蓄額はいくら?

より詳しくみるために、年収600万円世帯の平均貯蓄額と中央値も確認しましょう。

参考までに金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査 二人以上世帯調査(令和5年)」によると、年収500〜750万円未満で二人以上世帯の貯蓄事情は次のようになっています。

3.1 年収500〜750万円未満で二人以上世帯の貯蓄事情

  • 金融資産非保有:20.1%
  • 100万円未満:8.6%
  • 100~200万円未満:7.1%
  • 200~300万円未満:5.2%
  • 300~400万円未満:5.6%
  • 400~500万円未満:3.9%
  • 500~700万円未満:8.8%
  • 700~1000万円未満:6.7%
  • 1000~1500万円未満:7.7%
  • 1500~2000万円未満:4.2%
  • 2000~3000万円未満:7.4%
  • 3000万円以上:11.7%
  • 平均値:1193万円
  • 中央値:400万円

一番多かったのは貯蓄非保有世帯が20.1%。次いで3000万円以上が11.7%、500〜700万円未満が8.8%と続き、平均貯蓄額は1193万円、中央値が400万円という結果になっています。

もちろん家族構成や居住地、ローン返済の有無などが不透明なため一概にはいえませんが、年収600万円の世帯の貯蓄額の中央値400万円という結果はひとつの目安にしておくと良いでしょう。

4. ブランクありでもOK!子育て中の女性が働きやすい仕事3選

子育て中の方は育児と仕事の両立について悩んでいる女性も多いと思います。「自分のペースで働きたい」「隙間時間を有効活用したい」「ガッツリ稼ぎたい」などの希望はあるかと思いますが、子育て中でもブランクがあっても働きやすい仕事のなかから選んでみるのもよいでしょう。

そこで本章では、子育て中の女性でも働きやすい3つの仕事を紹介します。社会復帰や転職を考えている人はぜひお役立てください。

4.1 販売員、飲食店スタッフ

スーパーやコンビニの販売員、また飲食店スタッフは基本的に資格がいらないことが多く、未経験でもスタートしやすい仕事。短時間から働けることも多く「自宅の近く」「駅周辺」などライフスタイルに合わせてエリアを選べるのも魅力です。

4.2 コールセンター

コールセンターも未経験・無資格でも採用されやすい仕事です。マニュアルが完備されているところも多く、現場によっては電話ではなくチャットで応対しているところもあります。なかには顧客を獲得すると+αの報酬が出る歩合制を導入している企業もあります。

4.3 クラウドソーシング

クラウドソーシングは基本的に在宅でできる仕事です。パソコンとインターネット環境は必要ですが、WEBライターやWEBデザイナー、動画編集やイラストレーター、アンケートに答えるだけの簡単作業など幅広いジャンルから自分に合うものを選ぶことができます。仕事の量や管理が調整できるので、自分のペースで働けるのも魅力といえるでしょう。