2. 子どもがいる世帯の貯蓄額はどのくらい?

では、子育て世帯の貯蓄額はどれくらいでしょうか。

先ほどの厚生労働省「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」の調査結果によると、児童がいる世帯の貯蓄額は平均1029万2000円。

内訳は500〜700万円が12.5%、1000〜1500万円が10.7%、貯蓄なしが9.2%などとなっています。

一方で、児童がいる世帯の平均借入金額は1185万1000円となっており、平均貯蓄額を上回る結果となりました。

住宅資金や教育資金などの借入は賢くおこないつつ、純粋な貯蓄は蓄えておくというスタイルが一般的であることがうかがえます。