5. 手取りからいくら貯蓄に回すべき?

貯蓄に回す割合として、まずは手取りの25%を目標にしましょう。

たとえば手取りの月収が25万円だった場合、貯蓄額は6万円から7万円を目標にしてください。

手取りの25%を貯蓄に回せない場合は、以下の項目を見直して支出を減らしましょう。

  • 保険料などの固定費を見直し
  • 携帯料金やサブスク費用の見直し

家計の見直しにあたっては、将来のライフプランを作成したうえで不要な支出がないのか確認してください。

6. 年収600万円でも貯蓄できない世帯はある

給与所得者でみると、全体の22.6%が年収600万円を超えている結果となりました。

男性は3人に1人、女性では10人に1人が年収600万円を超えています。

年収600万円の場合、ボーナスが月収の4ヵ月分あると仮定すると、手取りの月収はおよそ28万円から31万円です。

ただし、毎月の生活費も29万2861円なので、貯蓄できない世帯もあるでしょう。

貯蓄額の平均は1517万円でしたが、実際に貯蓄できない世帯もいます。

手取りから貯蓄に回す割合は、およそ25%を回せるようにしてください。

そのために、固定費や通信費を見直して、貯蓄に回せるようにしましょう。

参考資料

川辺 拓也