5. 現役時代からねんきん定期便などを確認し、老後資金対策を
今回は平均額を確認してきましたが、加入状況により個人差が大きいのが年金です。
ご自身については毎年誕生月に送られてくるねんきん定期便や、ねんきんネットで確認するのも便利です。
ねんきんネットでは年金見込額の試算もできるので、活用されるといいでしょう。
また、自身の年金受給予定額を早くから確認することで、老後資金対策も早くからおこないやすくなります。
たとえば30歳、35歳、40歳、45歳…など節目の年にはじっくりとねんきんネットやねんきん定期便をみて、公的年金について確認し働き方を考えたり、また公的年金以外の老後資金対策についても考えられるとよいでしょう。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」
- 日本年金機構「令和6年4月分からの年金額等について」
- 厚生労働省・日本年金機構「知っておきたい年金のはなし」
- 厚生労働省「令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
宮野 茉莉子