4. 年収1000万円超は何パーセントか

最後に国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」より、金額ごとの給与所得者の割合をグラフで確認します。

全体を見ると日本の平均年収である年収400万円以上は48.8%。

憧れる人が多い年収1000万円以上を見ると5.4%となっており、給与所得者のおよそ20人に1人でした。年収1000万円を超えるのは少数派で難しいことがわかりますね。

5. 長く働く時代、老後も考えたキャリアプランを

現代は60歳代で働く方も多く、一昔前よりも仕事をする期間は長くなっています。

70歳まで働くと考えれば、30歳でも残り40年、40歳でも残り30年、50歳でも残り20年にもなります。

生活の中でも仕事をする時間は長いですから、やりがいや希望、適性、働きやすさ、収入、キャリアアップなど、さまざまな側面でみながら、ご自身に合った長く働き続けられるキャリアを考えてみてくださいね。

参考資料

宮野 茉莉子