5. 団地住まいのコツ3:捨てられるモノは思い切って捨てる

こう言うと元も子もないのですが、結局のところ、モノが多いほど生活スペースは狭くなってしまいます。

50歳代、60歳代になると思い出の品も多くなり、なかなか捨てるに捨てられないモノも多くなりますよね。

しかし、今はデジタルの時代です。

たとえば、使っていたノートやアルバムの写真などはデジタルデータにして保管することもできます。

もちろん、実物とデジタルデータはまったく同じではありません。

実物だからこそ味があるものも、デジタルになると味気なさを感じることもあるでしょう。

なので、「これはデジタルでもいいかも」と思うものをまずは見つけてみることから始めてみるとよいでしょう。

6. 現在の日本の住宅事情

2024年4月30日、総務省より「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」が発表されました。

同調査によれば、日本の総住宅数は2018年から4.2%(261万戸)増となる6502万戸(2023年10月1日現在)でした。

総住宅数は1978年より右肩上がりに伸びており、増加率についても2018年の2.9ポイントから4.2ポイントへ上昇しています。

空き家率も13.8%と過去最高で、900万戸の空き家が存在しているのが日本の住宅の現状です。

7. 50歳代、60歳代の団地一人暮らしは広いスペースの確保から

いかがでしたでしょうか?

今回は50歳代、60歳代の団地一人暮らしの方に向けて、間取りを最大限活かすためのスペース活用術、収納術をお伝えしました。

「開ける」「掛ける」「吊るす」「捨てる」といった動詞を日々の暮らしに取り入れることで、広いスペースを確保すれば、スッキリとした気持ちで日々を送れるかもしれません。

ぜひ気になるものから試してみてくださいね。

参考資料

LIMO編集部