AI銘柄の代表として世界中の投資家が注目するNVIDIA(エヌビディア)。しかしNVIDIAは半導体銘柄の側面もあります。
AIブームを追い風に株価が急騰するNVIDIAに対し、国内半導体銘柄はどのような状況なのでしょうか?
国内を代表する半導体銘柄の、東京エレクトロン<8035>とアドバンテスト<6857>を簡単に比較してみました。
1. 日本を代表する半導体銘柄、東京エレクトロンとアドバンテスト
1980年代に世界を席巻した日本の半導体業界ですが、その後の市場環境の劇変とともに、現在は純粋な国内半導体メーカーはほとんどありません。
しかし、日本製の半導体製造装置などは世界の半導体市場を支えています。
近年の日本を代表する半導体関連銘柄としては、半導体製造装置メーカーの「東京エレクトロン」と半導体検査機器メーカーの「アドバンテスト」の2社があげられてきました。
世界を代表するAI銘柄のNVIDIAは元々画像半導体の会社です。
NVIDIAのように、「AI銘柄=半導体銘柄」という状態となる中で、国内AI銘柄とも目されることが多い「東京エレクトロン<8035>」と「アドバンテスト<6857>」の業績や株価を見ていきましょう。