6. 多肉植物を間延びさせない3つのコツ

【写真9枚目/全9枚】お気に入りの多肉植物を間延びさせないためには?

室内のテーブルの上で、多肉植物の小さな鉢植えが5つ並んでいる。日光を浴びている。

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6.1 日光にしっかりと当てる

多くの多肉植物は、太陽の光が大好きです。日当たりの悪い場所に置くと間延びしてしまうため、日当たりのよい場所で育てましょう。
多肉植物の中には、真夏の直射日光に当たると葉焼けしてしまうものや、冬に成長するタイプのものもあります。自分が育てている多肉植物のタイプを調べておくことも、上手に育てるためのコツです。

6.2 水やりの頻度は少なめに

多肉植物は、乾燥した地域の植物。そのため、ほかの植物ほど水を必要としません。葉に水をためこむことで、あまり雨が降らない地域でも生きていけるのです。

多肉植物の水やりは「土が完全に乾いたら、鉢底穴から水が出るまでたっぷりと与える」が基本です。植え替え直後の、土が乾いているときの重さを覚えておくと水やりのタイミングが分かりやすいですよ。
また、鉢底穴から水が出るまでたっぷりと与えることで、土の中を洗い流し、土中の空気を入れ替える効果があります。

水やり頻度の目安は、成長期で7~10日に1回。休眠期は断水か、1か月に1回程度、湿らせるくらいに与えましょう。

6.3 肥料は控えめに

多肉植物は、砂漠などの肥料分の少ない場所でも生きられる植物です。肥料を与えすぎると弱ってしまうので、注意しましょう。

多肉植物に肥料を与える場合は、成長期の初めに、多肉植物用の固形肥料を適量(肥料の袋を参考に)土の上に置きます。休眠期に肥料は必要ありません。

7. まとめにかえて

多肉植物の仕立て直し3ステップと、間延びさせない3つのコツをご紹介しました。

多肉植物を室内で育てている場合や、日照時間の少ない季節は、どうしても伸びすぎてしまいがち。そんなときは、この記事を参考に植え替え・仕立て直しをして、かわいい多肉の寄せ植えを復活させてくださいね。

作業中に取った葉から芽が出て育ったら、その芽で新しい寄せ植えを作るのも楽しいですよ。ぜひチャレンジしてみてください。

LIMO編集部