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(初公開日:2023年5月6日)

老後の生活を豊かにするためには貯蓄が必要です。

とはいえ、貯蓄がどれくらいあれば安心して暮らすことができるのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。

今回は70歳代の貯蓄の平均と年金事情を紹介し、必要な老後資金について考えてみます。

年金で生活ができるのか、検証していきましょう。

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1. 70歳代の平均貯蓄額はいくら?

厚生労働省の「2019年国民生活基礎調査の概況」によると、70歳代の平均貯蓄額は1233万5000円、それに対し負債の金額は107万5000円となっています。

30歳代、40歳代は住宅ローンなどで借入金額が超過しているのに対し、50歳代以降は貯蓄額が超過しているのです。

【写真1枚目/全3枚】【世帯主の年齢(10歳階級)別に見た1世帯当たり平均貯蓄額―平均借入金額】

【写真1枚目/全3枚】【世帯主の年齢(10歳階級)別に見た1世帯当たり平均貯蓄額―平均借入金額】

出所:厚生労働省「2019年国民生活基礎調査の概況」