2. 計り知れない文字の奥深さにさまざまな反響

実際は人それぞれに見え方が違うようで、さまざまな意見が上がっていました。

ポストには多数のいいねに加え、

  • 「個人的には、礼とれの区別をハネで取るので謝礼はBまでですね」
  • 「こう見るとFも謝礼に見えちゃう…」
  • 「1個目から謝れに見えて大変申し訳なく思っている」

自分なりの境界線を見つけた方や、全て同じ文字に見えた方など、多くの意見が寄せられました。

みぃ楽器さんに投稿の経緯を伺うと、「他の方の投稿で『熨斗袋の謝礼が謝れに見えた』というのを見て、書道をやっている身として、2つの文字の境界線がどこなのかを表現してみたくなりました」と教えてくれました。

また、6パターンの書体については、「『謝』はAの楷書から徐々に崩しが強めの行書に、『礼』はAの楷書から草仮名(←草書とは別)の『れ』に変化させました」とのこと。

加えて、「気をつけた点は、崩しに対する考え方が違う2文字を、自然に見えるように歩み寄らせたところです」と話してくれました。

2つの文字がそこまで考えられて書かれていたとは!素人では思いつかない、文字の奥深さを感じますね。