2. 厚生年金の受給額は平均で月14万円

令和4年度「厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の平均受給額は月14万5000円ほどです。

過去の推移は以下のとおりで、概ね14万円台の推移が続いています。

総務省統計局「2022年(令和4年) 家計の概要」によると、二人以上世帯では社会保障給付の金額が22万円あまりとなっています。

夫婦どちらかの受給額が少ないケースも多いため、二人世帯の平均総受給額は単純な一人の平均受給額の2倍よりも少ない金額となっています。

3. 国民年金の受給額は平均月5万円台で推移

自営業などの方が加入する国民年金は、近年概ね5万円台で推移しています。

たとえば、令和4年度のケースでは5万6428円です。

国民年金は、基本的に厚生年金を受け取る方より受給額が少なくなります。

国民年金の対象である方は、より一層現役世代のうちに貯蓄を進めておく必要があるでしょう。