京都といえば日本屈指の観光地。歴史や伝統の豊かさはもとより、神社仏閣など数多くの観光スポット、超一流の和食からおばんざいまでの食文化など、さまざまなイメージがあると思います。
では、京都の「町家」というと、皆さんはどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。今回は京都の町家をリノベーションした施設に泊まってみて良かったことを整理したいと思います。
その1:1棟貸しで家族など4人以上でも楽しめる
滞在先を選ぶのも旅に出る前の楽しみの一つ。ただ、たとえば家族4人でホテルに泊まるのは、予算が限られる場合にはなかなか難しいのではないでしょうか。場合によっては、ツインの部屋を2部屋予約しなければならないということもあるかもしれません。
その点、1棟貸しの町家では家族4人(以上)でも一度に宿泊できるので、そうした不都合を感じないで済みます。予算も、シーズンによりますが、1人当たりでは安くあがることもあります。
その2:観光スポットの近くに立地する施設も多い
有名な観光スポットの近くにはホテルや旅館だけでなく、周辺の狭い路地に位置している町家の宿泊施設も少なくありません。京都を何度も訪れている観光客には、毎回集中的に観光したいエリアを決めるのに、町家に宿泊すると選択肢が多くなるというメリットもあります。
散歩するにもよし、繁華街でおいしいものを食べて帰るのにもよし、という町家。そうした宿泊先が見つかると旅の楽しさも倍増するのではないでしょうか。
その3:地元の空気を感じることができる
ホテル等にはない町家ステイの醍醐味は、やはり町の一部であり、歴史のある建築物に宿泊できるということではないでしょうか。
隣接する家々には日々の暮らしがあり、そうした日常を感じることができるのが町家の良さといえるでしょう。非日常やラグジュアリー感を楽しめる高級ホテルとは趣向がやや異なりますが、こうした町家の良さは、旅慣れた日本好きの外国人にも人気のポイントです。
最後に
町家ではホテルや旅館と違って食事が出てくるわけではありませんが、その代り自分の好きな店に食事に行くという自由度があります。また、コーヒーなどは町家でゆっくりと楽しむことができます。
洗濯機なども設置されているので長期滞在も可能です。比較的長い日数で旅行するのであれば、一度試してみてはいかがでしょうか。
LIMO編集部