2. 子ども・孫に望む最低年収はいくら?

リスクモンスター株式会社の同調査で「子・孫に稼いでほしいと考える最低年収」についてアンケートを行ったところ、「年収は気にしない」が最も多い回答となり、全体の3割を占める結果になりました。

調査結果表「子・孫に稼いでほしいと考える最低年収」

調査結果表「子・孫に稼いでほしいと考える最低年収」

出所:リスクモンスター株式会社「第12回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査結果発表」

次いで多かったのが16.4%で「500万円以上」、15.4%で「600万円以上」が続きました。

「年収は気にしない」という回答以外では「500万円前後」の回答が集中しています。

国税庁の調査によると、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は458万円であることから、高収入の期待よりも「人並みの収入」を得て、安定した生活を送ってほしい親・祖父母が多い傾向にあることがわかります。

では、子ども・孫に勤めて欲しい企業1位にランクインした「国家公務員」の給与・年収はどのくらいなのか。

次章で見ていきましょう。