自分のお子さんやお孫さんが将来就職する際に、「給与が高い職」「安定した職」など、なるべく苦労しないためにより良い職業に就いてほしいものです。
では、現代の父母や祖父母世代が考える「子どもや孫に就いてほしい企業」はどのようなものがあるのでしょうか。
本記事では、リスクモンスター株式会社の調査データをもとに、子どもや孫に就いてほしい企業ランキングを紹介していきます。
日本の平均年収や、公務員の平均給与なども紹介しているので、あわせて参考にしてください。
1. 子ども・孫に勤めてほしい企業1位・2位は公務員に
リスクモンスター株式会社は、父母・祖父母に対し、お子さん・お孫さんの将来の職業についてどのように考えているのか、アンケート調査を実施しています。
調査概要は下記のとおりです。
- 調査名称:第12回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査
- 調査方法:インターネット調査
- 調査エリア:全国
- 期間:2024年3月15日
- 有効回収数:800サンプル
- リリース公開日:2024年4月25日
上記調査の結果、お子さん・お孫さんに勤めてほしい企業調査のランキングで1位に輝いたのは16.0%で「国家公務員」となりました。
- 1位:国家公務員(16.0%)
- 2位:地方公務員(13.3%)
- 3位:トヨタ自動車(10.8%)
- 4位:任天堂(6.9%)
- 5位:パナソニック(5.4%)
- 6位:アップル(Apple)(5.3%)
- 7位:三菱商事(4.8%)
- 8位:伊藤忠商事(4.4%)
- 9位:ソニー(4.1%)
- 10位:日本航空(JAL)(3.9%)
- 11位:サントリー(3.8%)
- 12位:全日本空輸(ANA)(3.6%)
- 13位:グーグル(Google)(3.5%)
- 14位:本田技研工業(ホンダ)(3.1%)
- 14位:三井物産(3.1%
- 16位:オリエンタルランド(2.8%)
- 17位:日清食品(2.8%)
- 17位:日立製作所(2.8%)
- 19位:アマゾン(2.6%)
- 19位:カルビー(2.6%)
- 19位:三菱UFJ銀行(2.6%)
2位は13.3%で「地方公務員」となっており、1位2位ともに公務員がランクインする結果となりました。
なお、3位は10.8%で「トヨタ自動車」、4位は6.9%で「任天堂」、5位は5.4%で「パナソニック」が続きました。
お子さん・お孫さんに勤めてほしい企業トップ20にランクインした業種は、「製造業」が最も多く10社、次いで「総合商社」が3社ランクインしています。
前回の調査結果と比較すると、前年も公務員が1位・2位となっており、公務員の人気の根強さがうかがえます。
本調査では、「子・孫に稼いでほしいと考える最低年収」についてもアンケートを行っています。
次章で調査結果を確認してみましょう。