2. 手取り収入から貯蓄に回す割合
一般的に、貯蓄をする場合は収入から回します。
40歳代と50歳代のおひとり様は、手取り収入からいくら貯蓄に回しているのか、それぞれ確認しましょう。
2.1 40歳代の実態
40歳代が手取りから貯蓄に回す割合は、平均14%でした。
貯蓄に回す割合について、それぞれ確認しましょう。
- 平均:14%
- 5%未満:3.1%
- 5〜10%未満:8.8%
- 10〜15%未満:13.5%
- 15〜20%未満:6.2%
- 20〜25%未満:11.9%
- 25〜30%未満:1.6%
- 30〜35%未満:7.3%
- 35%以上:12.4%
- 貯蓄しなかった:35.2%
40歳代が手取り収入から貯蓄に回すボリュームゾーンは「手取りの10~15%未満」でした。
しかし、一方で「貯蓄しなかった」割合が35.2%となっています。
つまり、全体のおよそ3分の1が貯蓄をしていない結果となりました。
では、50歳代の割合を確認しましょう。
2.2 50歳代の実態
50歳代が手取りから貯蓄に回す割合は、40歳代と同じく平均14%でした。
貯蓄に回す割合は、以下の通りです。
- 平均:14%
- 5%未満:5.8%
- 5〜10%未満:10.6%
- 10〜15%未満:14.2%
- 15〜20%未満:4.4%
- 20〜25%未満:8%
- 25〜30%未満:3.1%
- 30〜35%未満:7.1%
- 35%以上:11.9%
- 貯蓄しなかった:35%
50歳代が手取り収入から貯蓄に回すボリュームゾーンは、40歳代と同じく「手取りの10~15%未満」でした。
一方「貯蓄しなかった」割合は35.0%で、およそ3分の1が貯蓄していません。
40歳代と50歳代いずれも、約3割が手取りから貯蓄に回せない実態となっています。
では、なぜ貯蓄ができないのか確認しましょう。