【6月のバラ】お手入れポイント
ポイントその1. 花ガラ摘み
咲き終わった花は早めに摘み取りましょう。花弁が多いバラは雨か降ると花の中に水が溜まって腐ってしまうことも。花をゆすって水をふるい落とし、傷みが激しいものはカットします。
ポイントその2. 病害虫対策
6月は高温多湿でさまざまな病気が発生します。葉に黒い斑点ができる黒点病や、白い粉を振ったようになるうどんこ病などが多発。害虫も茂った葉に身を隠しながら次々と浸食します。
こまめに葉の状態を観察して、病害虫を発見したら早めに葉や虫を取り除きましょう。株元にマルチングしておくと、泥ハネで起こりやすい黒点病を予防できます。
ポイントその3. シュートの処理
シュートとは新しく伸びてきた太い枝。翌年の主幹になるので開花させず、1メートルほどの高さで摘芯してしっかりと育てましょう。つるバラはシュートを切らずにそのまま伸ばします。
ポイントその4. 追肥
花をたくさん咲かせてくれたお礼として、固形肥料や液体肥料で栄養を補充してあけましょう。この時期に追肥すると花付きがよくなり、夏の暑さを乗り越えるパワーも付きます。