4月15日(月)は年金支給日でした。

まだ年金を受給していない年齢の方も「ねんきん定期便」を見れば、将来受け取れる年金額の目安がわかります。

60歳以降も働けば、ねんきん定期便に記載されている年金額よりも年金を増やせることはご存知でしょうか。

今回は、ねんきん定期便の内容を紹介し、現代シニアの平均的な年金受給額を解説していきます。

1. 「ねんきん定期便」の目安額は60歳までの加入を前提として作成されている

定期的に届く「ねんきん定期便」ですが、その見方がわからないという方もいるのではないでしょうか。

ねんきん定期便は、50歳未満と50歳以上で種類が異なります。

参考までに、以下にねんきん定期便の見本を掲載します。

【写真8枚中1枚目】50歳未満の人に送られる「ねんきん定期便(表)」2枚目で続きを見る

50歳未満の人に送られる「ねんきん定期便(表)」

出所:日本年金機構「ねんきん定期便の様式(サンプル)と見方ガイド」

50歳未満の人に送られるねんきん定期便(裏)

50歳未満の人に送られるねんきん定期便(裏)

出所:日本年金機構「ねんきん定期便の様式(サンプル)と見方ガイド」

以下では、50歳以上の人に送られるねんきん定期便を見てみましょう。

50歳以上の人に送られるねんきん定期便(表)

50歳以上の人に送られるねんきん定期便(表)

出所:日本年金機構「ねんきん定期便の様式(サンプル)と見方ガイド」

50歳以上の人に送られるねんきん定期便(裏)

50歳以上の人に送られるハガキ型のねんきん定期便(裏)

出所:日本年金機構「ねんきん定期便の様式(サンプル)と見方ガイド」

ねんきん定期便の金額は、あくまで目安額となっています。

60歳までの加入を前提として作成されているので、60歳以降も働いている人は年金額が増えていきます。

人によっては「年金額が増えた?」と感じるかもしれませんが、これは60歳以降に納めた保険料分が反映されているためです。

では、現代シニアは平均でいくら年金を受給しているのでしょうか。次章で確認していきます。