2. 日本の平均年収はいくら?グラフで見る
令和4年の国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は458万円でした。
男女別の内訳では、男性が563万3000円、女性が313万7000円となっています。
両者の差は249万6000円となりました。
平成26年時点でも男性522万6000円、女性273万8000円となっており男女差は248万8000円でした。
このことから、年収の男女差はこれまでと大きく変わっていないことが分かります。
では、年齢ごとの平均年収はいくらほどなのでしょうか。次章で確認していきます。
3. 年齢別の平均年収をグラフで確認
続いて年齢別で平均年収をみていきましょう。
年齢階層別かつ男女別の平均年収は次のとおりです。
基本的には年齢があがるほど平均年収が伸びていきますが、50歳代後半がピークとなり、それを境に年収が低下していきます。
60歳になると定年退職を迎え、役職が変わることによって年収が下がるものと推測できます。
なお男女別でみると、男性は同じく50歳代後半まで上昇傾向となり、約700万円が最高となります。
これに対して女性は大きな上昇は見られません。
出産や介護など、ライフイベントに合わせて働き方を変えることが背景にあると考えられます。
では、平均年収が高い「業種」はあるのでしょうか。
次章で「業種別の平均年収」のグラフをみていきましょう。