4. 業種別の平均年収はいくら?グラフで見る
平均年収は業種ごとに異なります。
業種別でもっとも平均年収が高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」の747万円となりました。
一方、平均年収がもっとも低かったのは「宿泊業・飲食サービス業」の268万円です。
両者で500万円近い金額差がありますので、転職に伴って高収入を狙いたいなら、業種選びも重要になってくるでしょう。
5. まとめにかえて
今回は、ゆるブラックに関する調査結果を見ながら、日本の平均年収について考えてきました。
日本の平均年収は、2022年時点で458万円でしたが、年齢や業種によって年収に差があることが分かっています。
思うように賃金が上がらない昨今、キャリアを考えて年収アップを目指す場合、業種や雇用形態にも注目しながら、自分に合った会社を見つけられるとよいですね。
参考資料
- 国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査」
- 総務省統計局「2020年基準 消費者物価指数 全国 2023年(令和5年)平均 (2024年1月19日公表)」
- e-gov「労働基準法」
- 株式会社識学「“ゆるブラック”に関する調査」
中本 智恵