本シリーズでは総務省の家計消費単身モニター調査をもとに、単身世帯の毎月の平均支出額を紹介しています。
今回は2024年4月5日に発表された2024年2月のデータをもとに、40~44歳の女性(勤労者世帯)の方の交通・通信費の平均データを紹介します。
その他の主な支出額をまとめた一覧表も添付しているので、ぜひご確認ください。
1. 40~44歳の女性の交通・通信費は月1万3856円【2024年4月5日最新結果】
最新の家計消費単身モニター調査(2024年4月5日発表)によると、40~44歳の女性の交通・通信費の平均額は月1万3856円となっています(2024年2月時点)。
本支出額について性別で比較すると、女性の方は男性(3万2504円)よりも少ない傾向にあります。
2. 月の消費支出は16万7797円【2024年4月5日最新結果】
40~44歳の女性(勤労者世帯)の方の、その他の主な出費についても見ていきましょう(月額)。
- 食料:3万6628円
- 住居:4万8830円
- 光熱・水道:1万377円
- 家具・家事用品:4321円
- 被服及び履物:4621円
- 保健医療:6835円
- 交通・通信:1万3856円
- 教育:3577円
- 教養娯楽:1万5364円
- その他の消費支出:2万3388円
月の消費支出の平均は月16万7797円です。
また、その他の年齢を含めた女性(勤労者世帯)の方の消費支出内訳は以下の通りです。
- 食料:3万7785円
- 住居:4万1200円
- 光熱・水道:1万1875円
- 家具・家事用品:3798円
- 被服及び履物:5909円
- 保健医療:9149円
- 交通・通信:1万7961円
- 教育:372円
- 教養娯楽:1万9230円
- その他の消費支出:2万7402円
月の消費支出の平均は17万4681円です。
40~44歳の女性(勤労者世帯)の方は、その他の年齢を含めた女性(勤労者世帯)の方の平均額よりも低い結果となっています。
詳細を見ると、40~44歳の女性の方は平均と比較して「住居」や「教育」に多くお金をかけています。
逆に「交通・通信」や「その他の消費支出」の出費は平均と比較して少額に抑えられていると言えるでしょう。
40~44歳の女性の方は、「住居」や「教育」の出費に注意しましょう。
次のページでは、全世帯(単身)の消費支出やその内訳の平均額をチェックできる一覧表を掲載しています。
比較用にぜひ確認してみてください。