2. 【新NISA】50歳から65歳までに「1000万円」つくるのに必要な積立額はいくら?

ほぼ金利の付かない預貯金で50歳から65歳までに1000万円つくるためには、毎月約5万6000円を積み立てる必要があります。

では、新NISAを活用した”積立投資”では、毎月の積立額はいくら必要になるのか。

運用利回りによって必要な積立額が異なりますので、金融庁の「資産運用シミュレーション」で1~10%の運用利回り別にシミュレーションしていきます。

運用利回り別「必要な積立額」シミュレーション結果

運用利回り別「必要な積立額」シミュレーション結果

出所:金融庁「資産運用シミュレーション」をもとにLIMO編集部作成

【運用利回り別】50歳から65歳までに1000万円つくるのに必要な毎月の積立額

  • 1%:5万1516円
  • 2%:4万7684円
  • 3%:4万4058円
  • 4%:4万635円
  • 5%:3万7413円
  • 6%:3万4386円
  • 7%:3万1549円
  • 8%:2万8899円
  • 9%:2万6427円
  • 10%:2万4127円

運用利回りが高くなるほどに、積立額は少額になっていきます。

ただし、リスクとリターンは背中合わせとなります。

10%のリターンが期待できるものは、10%の損失を被る可能性があることを理解しておきましょう。

ここまで、新NISAを活用した積立投資の必要積立額についてシミュレーションしてきました。

老後までたっぷりと時間があるとはいえない50歳代。

みんなはどれくらい貯蓄をしているのでしょうか。

次章で50歳代の貯蓄額を確認していきます。