【年金早見表】まもなく支給日！厚生年金と国民年金はみんな平均いくら？65歳～89歳の1歳刻みで確認いよいよ4月15日は年金支給日！

4. 【厚生年金】65歳～89歳の年金月額を1歳刻みで確認

厚生労働省年金局の「令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、60歳代〜80歳代の各年齢の厚生年金の平均月額は下記のとおりです（国民年金を含む）。

60歳代の厚生年金一覧表

70歳代の厚生年金一覧表

80歳代の厚生年金一覧表

厚生年金は、国民年金に上乗せして受け取れるため、国民年金よりも比較的受給額が高い傾向にあります。

また、65歳以降の平均月額をみると、年齢が上がるにつれてわずかに平均月額が上昇しており、65〜70歳代では約14万円なのに対して、80歳代は約15〜16万円となっています。

厚生年金の場合、現役時代の年収や加入期間によって、受給額に変動が出るため、年齢によって差が生じているのでしょう。

本記事では、厚生年金と国民年金の平均受給額を65歳〜89歳までの1歳刻みで紹介していきました。

私たちが老後生活をスタートさせる際、公的年金が収入源の柱になることには変わりありませんが、今と同様の水準の年金額を受け取れるとは限りません。

厚生年金において60歳代と80歳代では平均月額に違いが見られたように、今後さらに年金月額が少なくなる可能性もあるため、年金だけに頼らない資金づくりをしておけると安心です。

近年ではNISAやiDeCoといった老後の備えとして活用しやすい制度もあるため、これら制度をうまく活用しながら、老後の準備をしていけると良いでしょう。

太田彩子