3. 2024年のお花見の経済効果は驚きの金額に!
関西大学は2024年3月14日に、宮本勝浩名誉教授が計算した2024年のお花見の経済効果を発表しました。
宮本勝浩名誉教授の計算では、2024年のお花見の経済効果はなんと約1兆1358億7149万円!人口約184万人で政令指定都市の岡山市を擁している、岡山県の予算を少し上回る金額です。
一定の規模がある自治体の年間予算に相当する経済効果が、お花見シーズン中の約1カ月で発生するとは驚きですね。
お花見では飲食費や交通費、行先によっては宿泊費もかかることや、大勢の人が桜を楽しんでいることが、1兆円超えの経済効果を生み出していると考えられます。
4. 外国人観光客にも日本のお花見を楽しんでもらおう
桜が見頃を迎え、日本各地で外国人観光客が増加している傾向にあります。桜の名所ではインバウンドに向けたマナーの啓発に取り組んでおり、みんなが気持ちよくお花見できる環境づくりを行っています。
2024年のお花見の経済効果の予想は、驚異の1兆円超え!1年のうち限られた期間しか見られない日本の桜を、海外からの観光客にも楽しんでもらいたいですね。
参考資料
- JTB「2024年(1月~12月)の旅行動向見通し」
- 日本政策投資銀行「DBJ・JTBFアジア・欧米豪訪日外国人旅行者の意向調査2023年度版」
- 関西大学「◆宮本勝浩 関西大学名誉教授が推定◆2024年のお花見の経済効果は約1兆1358億7149万円」(PR TIMES)
- 岡山県「岡山県毎月流動人口調査(月報 令和6年3月1日現在)」
- 岡山県「令和6年度(2024年度)予算 ●予算額(公表日 令和6年2月15日) 当初予算の概要 令和6年度当初予算額一覧表」
成瀬 亜希子