2. 【ポイント2】給食の有無

通いたい学校が、お弁当か、給食の提供なのか、しっかり確認しましょう。

給食

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私立小学校や中学校の中にはお弁当持参の学校もあります。朝早い時間からのお弁当作りは就学と同時に今よりも早く起床することや、暑い時期は食中毒予防にも気をつけなければならず、共働き世帯にとっては大きな負担です。

お弁当だと成長期の栄養の偏りも気になりますし、「栄養バランスを考えた具材で弁当のおかずにして食べやすいもの」「お弁当の彩り」など色々なことに頭を悩ませてしまいます。また、小中の一貫校の中には、小学校6年間のみ給食の学校もあります。

私立受験を考えている共働き世帯としては、公立小中校と同じように栄養バランスを考えて作られている給食を提供する学校に通わせたいのが本音といえるでしょう。しかし、気になる学校が給食を提供しているとは限りません。

親にとっては長期間に及ぶ毎日の日課となるため、以下のポイントをよく考えてください。

2.1 【給食編】共働きで私立小学校・中学校を選ぶ際のポイント

  • お弁当作りを毎朝何年間も続けられるか
  • 小学校だけ給食の学校でも良いか
  • 学校側でお弁当を準備してくれるサービスはあるか
  • 小学校は給食で中学校は食堂完備の学校かどうか
  • 小学校と中学校でも給食が提供されているか

通いたい学校が、お弁当か、給食を提供しているのか、しっかり吟味するようにしてください。

お弁当作りは思いのほか大変で、最初は大丈夫だと思っていても、残業の翌日に早起きして作ることもあり、負担は決して小さくありません。

お弁当作りの分担を夫婦で話し合うことはもちろんのこと、休日に作り置きをして冷凍保存することや冷凍食品を活用し、共働き世帯の忙しい朝の時間をやり繰りできるお弁当作りを徹底する意識を持ちましょう。