【クレジットカード】リボ払いと分割払いはなにが違うの？メリット・デメリットを比較支払利息をシミュレーション

3. リボ払いと分割払いの利息はいくらかかる？

リボ払いと分割払いでかかる利息について、金融庁の「借金シミュレーター」でいくつかのパターンを計算してみましょう。

利用金額10万円を15％の手数料率で、3回・5回・10回払いにした場合の支払い利息は以下の通りです。

分割払いの支払利息

3回払いでは2516円、5回払いでは3875円、10回払いでは7405円の利息を支払う計算になります。

分割払いと同様に、利用金額10万円を15％の手数料率で、1回の支払金額を3000円、5000円、1万円とした場合の支払利息は以下の通りです。

リボ払いの支払利息

リボ払いで毎月1万円ずつ支払えば、支払利息の合計額は分割払いの10回払いとほぼ同額になります。

しかし、5000円にした場合は1万5782円、3000円にした場合は3万138円もの利息を支払うことになります。

毎月の返済額を無理のない範囲に抑えることも大切ですが、支払総額を抑えるためには返済額を上げることも考慮する必要があるでしょう。

リボ払いと分割払いはどちらも利用代金を複数回に分けて支払う方法という点で共通しています。

しかし、分割払いが支払回数を指定する方法であるのに対し、リボ払いは毎回の返済額を決める方法という違いがあります。

それぞれメリットとデメリットがあるため、どちらを利用するかを決める際は支払利息や家計への影響などを考慮して決めることが大切です。

いずれも利息の支払いが発生するため、利用は最小限に控えて早期に支払いを完了しましょう。

木内菜穂子