パナソニックなど主力ハイテク株が大幅高! 日経平均株価は大幅反発

【東京株式市場】 2018年3月27日

株式市場の振り返り-日経平均株価は大幅続伸、約4年7カ月ぶりに連日の高値引け

2018年3月27日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,317円(+551円、+2.7%) 大幅続伸
  • TOPIX 1,717.1(+45.8、+2.7%) 大幅続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,164.6(+13.2、+1.2%) 3日ぶり反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,966、値下がり銘柄数:105、変わらず:13
  • 値上がり業種数:33、値下がり業種数:0
  • 年初来高値更新銘柄数:25、年初来安値更新銘柄数:9

東証1部の出来高は16億4,385万株、売買代金は3兆2,137億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。NY市場の大幅反発を好感する形で一気にリスクオンモードとなったようです。

売買代金は再び3兆円を超える活況な商いとなりました。

そのような中、日経平均株価も上値を切り上げて行く展開で、終日大幅プラス圏で推移しました。最後は前日に続く高値引けで終わり、上昇率は大発会に次いで今年2番目となっています。

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ちなみに、連日で高値引けとなったのは、2013年8月13~14日以来、約4年7カ月ぶりの“快挙”となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きでした。大型株から小型株まで、まんべんなく買われたと見られます。

東証マザーズ総合指数は3日ぶり反発、売買代金は5日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,604万株、売買代金は814億円となり、いずれも前日より減少しました。新興市場は大型株式市場のような力強い買い戻しの動きは見られず、盛り上がりに欠けた商いとなったようです。売買代金も5日連続で1,000億円を割り込んでいます。

ただ、総合指数は3日ぶりの反発となり、目先は1,100ポイント割れの危機は回避したと見ていいでしょう。今後は個人投資家の物色意欲の回復が待たれるところです。

コマツが一時+6%高に迫る急騰、大型株の中では電通のみ昨年来安値更新

個別銘柄では、主力大型株は軒並み大幅高となりましたが、その中でもコマツ(6301)が一時+6%高に迫る急騰となり、終値も+5超高の急反発となりました。

また、セコム(9735)、デンソー(6902)、大和ハウス工業(1925)などが+4%超高の大幅高で引けています。

その他では、パナソニック(6752)が+5%超高の急騰となり、日本電産(6594)、富士通(6702)、ソニー(6758)など主力ハイテク株が大きく値を上げたことが注目されました。

一方、電通(4324)が取引時間中に昨年来安値を更新するなど冴えない値動きでしたが、終値では上昇に転じました。また、ハイテク株ではシャープ(6753)が小幅安で引け、東証2部の東芝(6502)も下落しています。

新興市場では、前日に初値が付いた新規IPO銘柄のファイバーゲート(9450)が値を飛ばしてストップ高となりました。また、前日に安値更新となったそーせいグループ(4565)は大幅反発となっています。

青山 諭志

ニュースレター

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。