2. 【LINEMOの新生活応援】電話が苦手でも、その人を嫌いなわけではない

モニュメントをデザインした電通の花田礼氏によると「空から地面に落ちてきたスマホをイメージしており、巨大さと地面に突き刺さるほどの衝撃から電話がかかってきたときのショックを表現している」とのこと。取材当日はオブジェの周りでビラ配りをしているスタッフが、ときおり流れる着信音におののく演出も行われました。

オブジェ前では着信音を聞いておののくスタッフの演出も

路上でビラを配っている人の写真

筆者撮影

プロジェクト責任者であるソフトバンク・LINE&Y!mobile事業推進本部・LINE事業推進統括部・事業推進部の今井亮太部長は「電話が苦手な若者たちの声を代弁し、改めてテキストなどのさまざまなコミュニケーション手段と向き合ってほしいという思いで立ち上げた」とプロジェクト発足の理由を説明しました。

プロジェクト責任者のソフトバンク・LINE&Y!mobile事業推進本部・LINE事業推進統括部・事業推進部の今井亮太部長

緑色のパーカーを着ている男性の写真

筆者撮影

今井部長はオブジェクトのスマホに表示されている着信者が「部長」になっていることにも触れ、「自分自身が部長なので、複雑です(苦笑)」とコメント。ただ「若者はけして電話がかかってきた人のことが嫌いなわけではない。そんな思いも代弁したい」と語りました。

同プロジェクトは先行して東急東横線や田園都市線の電車ジャック広告(3月16日から)や渋谷スクランブル交差点モニターでのオリジナルCM放映(3月18日から)などを実施中。X上ではすでに若者からの共感の声が寄せられているとのことでした。

先行して展開している電車広告

電車広告の写真

出所:ソフトバンク株式会社リリース