庭の草花が活発に生長する季節になりました。植物の生長に合わせて、水やりや施肥など、植物の世話も忙しくなってくる頃です。

植物は生き物ですから、水やりなど、日々の世話は欠かせませんが、植物の種類や植え方によっては、植えっぱなしでも育てることができることも。

そこで今回は手間いらずで毎年花が咲く、今年植えてみたい宿根草について参考価格とともに紹介します。

記事の後半では、思わず植えてみたくなる、美しい花々の写真も載せていますので、さっそくみていきましょう!

1. 「植えっぱなしでも育てられる植物」とは?

植えっぱなしでも育てやすいのは、多年草や宿根草など、開花の翌年以降も花を咲かせる植物です。

植物の種類や生育環境にもよりますが、特別な世話をしなくても、開花時期が近づくと自然に芽を出すので、ある意味「手間いらず」の植物とも言えるでしょう。

1.1 「鉢植え」より「地植え」がいいの?

植物は地植えにすると、自然の降雨のみで育てられる場合もあり、頻繁な水やりが不要になります。植える場所が植物の生育環境に合っていることが前提ですが、土が乾きやすい鉢植えよりも水やりの回数が減るのは間違いありません。

ただし、植物の種類によっては、地植えにすると増えて広がる場合もあります。育てる場所の環境や土の状態、植物の特性、自身のライフスタイルなどを考慮して、適切な生育方法を選択することが大切です。

【ナチュラル、そして手間いらず!】今年の庭に思わず迎えたくなる草花たち

エキナセアが咲く庭。ナチュラルガーデン

Alex Manders/istockphoto.com

次では、今年のガーデンに思わずお迎えしたくなる、オシャレな宿根草たちを紹介します。ローメンテナンスなナチュラルガーデンを作る主役・脇役たちに、みなさんも出会ってみませんか?