3. 一戸建住宅で良かったポイント3:管理費や修繕積立金がいらない
「マンションでは管理費や修繕積立金の支払いのほかに駐車料金の支払いも発生するので毎月の負担額が大きくなるが、一戸建住宅ではそのような負担がないのが良かった」という点も満足ポイントのようです。
住宅を購入すると、毎月住宅ローンを支払わなければならないので、そのほかに決まった額の支払いがあると家計のやりくりが厳しくなってしまいがちです。
その点、一戸建住宅にはそうした負担がないことがメリットになります。
しかし一戸建住宅の場合には、将来の修繕に備えて自分で修繕費用を蓄えておかなければならないので注意が必要です。
4. 一戸建住宅で良かったポイント4:近隣からの騒音に悩まされない
「マンションは隣や上階の住民からの騒音に悩まされることがありますが、一戸建住宅の場合には隣家と距離が離れているので、近隣からの騒音に悩まされることがないのが良かった」
一戸建住宅は、マンションと比較して近隣住民との騒音トラブルが発生しにくいのがメリットのひとつといえます。
さらに一戸建住宅は近隣からの騒音に悩まされることが少ないだけでなく、小さな子供がいるご家庭でも、子供の足音や泣き声などに対してマンションほど近隣住民に気を遣う必要がありません。
ただし、一般的にマンションの方が一戸建住宅よりも気密性に優れているため、防音性能が高いといえます。
また道路から建物までの距離もマンションの方が離れていることが多いので、屋外からの騒音などは、マンションよりも一戸建住宅の方が伝わりやすくなる傾向があります。
5. 一戸建住宅で良かったポイント5:ペットを気兼ねなく飼うことができた
「マンションだと管理規約によってペットを飼う際にも制限があることがありますが、一戸建住宅であればペットを気兼ねなく飼うことができるのが良かった」
近年の新築マンションでは、小型犬や猫などのペットを飼うことができることが多いのですが、管理規約によりペットの種類や数などに制限があることがほとんどです。
一方、一戸建住宅であればペットを飼うにあたっての制限がないので種類や数なども自由で、大型犬や鳥類、爬虫類、両生類などを飼うことができます。
6. 一戸建てにはデメリットもある
マンションと迷った結果、一戸建て住宅を購入した方の「満足点」を紹介しました。
- 専用の庭を持つことができる
- 駐車場を確保しやすい
- 騒音によるトラブルが発生しにくい
といった点を紹介しましたが、その反面で一戸建て住宅にもデメリットはあります。
- 自分で維持管理する必要がある
- 耐用年数が短い
- 売却しにくい
これらのデメリットもしっかり押さえておく必要があるでしょう。
7. マンション?一戸建て?メリットとデメリットを理解することから
一戸建住宅とマンションにはそれぞれにメリットとデメリットがあるので、一概にどちらが良いとはいえません。
どちらを選ぶにしてもそれぞれのメリットとデメリットを良く理解することが大切です。
また、単に価格の高い安いだけでなく、自分たちのライフスタイルに合った家を選択することが大切になります。
参考資料
亀田 融