マイホームを購入するにあたっては、一戸建住宅とマンションのどちらを選ぶべきかで迷ってしまう方も多いと思います。
広さや立地、不動産価格、将来の資産価値、維持費、住み心地、住宅性能などの面でどちらが良いのかがわからないというのが本音ではないでしょうか。
そして「どちらの方がより購入価格を抑えることができるのか」が気になる方も少なくないでしょう。
不動産の取引価格の動向を数値化したものには、国土交通省が毎月公表している「不動産価格指数」というものがあります。
国土交通省が2024年2月29日に公表した2023年11月の全国の不動産価格指数は、2010年の平均値を100とした場合に、一戸建てが113.6に対して区分所有マンションが193.4となっています。
マンションの方が、一戸建てに比べると不動産価格が高い傾向にあるといえます。
これはマンションの建築費や土地価格の高騰が影響しているものとされています。
しかしマンションか一戸建てかの購入判断は、単に取引価格の高い安いだけで決めるべきものではありません。
そこで今回の記事では、千葉県で一戸建て住宅を購入した方(下記参照)が、一戸建で良かったと思った点を紹介したいと思います。
- 【居住地】 千葉県
- 【住まい】 一戸建住宅
- 【購入費】 2400万円
- 【年齢】 44歳
是非マイホームを購入する際の参考にしてください。
1. 一戸建住宅で良かったポイント1:庭がある
ご夫婦は、「一戸建住宅にはマンションにはない庭があるので、趣味の家庭菜園ができて良かった」と語ります。
一戸建住宅には庭があるので家庭菜園やガーデニングなどを楽しむことができ、野菜や季節の花を育てることで四季の移ろいを身近に感じることができます。
一方では、綺麗な庭を保つためにはこまめな手入れが欠かせないので、高齢になると負担に感じてしまうことがあるかもしれません。
2. 一戸建住宅で良かったポイント2:2台分の駐車スペースがある
「2台分の駐車スペースがある一戸建住宅を購入したので、駐車料金がかからないのが良かった」とも語ります。
車を利用することが多い地域では、夫婦で1台ずつ車を所有することが多いので、敷地内に2台分の駐車スペースがあることは大きなメリットになります。
マンションでは敷地内に1台分の駐車場を確保することができたとしても、2台分の駐車スペースを確保するのは容易ではありません。
近くにある月極の駐車場を借りることになるケースがほとんどのため、その分の維持費が上乗せされてしまうでしょう。