7. 【ご参考】ローソンの売上や客単価の推移は?
2024年3月11日、ローソンは国内コンビニエンスストア事業の売上関連の数値を発表しています。
開示情報には、ローソン単体及びローソン事業の既存店の売上高、客数、客単価、また全店の売上高、また店舗の出退店情報が含まれています。
なお、ローソン事業にはローソンが運営する「ローソン」「ナチュラルローソン」の合計で、エリアフランチャイズ各社「ローソン高知」「ローソン南九州」「ローソン沖縄」の数値は含まれていません。
8. 2024年2月分のローソン単体の月次情報
ローソン単体の2月の既存店売上高は対前年同月比+3.8%増で、2024年2月期は3月から連続して対前年を上回っています。
なお、客数についても同様の傾向で対前年同月比+2.7%増でこちらも引き続き好調です。
一方、客単価については若干であるが対前年同月比で+1.1%増となっています。
9. 2024年2月分のローソン事業の月次情報
ローソン事業についてもローソン単体と同様の傾向です。
ローソン事業の2月の既存店売上高は対前年同月比+4.2%増で、今年度は連続してプラス成長を維持しています。
客数は同様の傾向で、対前年同月比+3.2%増と高水準。
客単価は対前年同月比+1.0%増となっています。
9.1 2024年1月の販売状況
販売状況は下記の通りです。
- 米飯は、金しゃりおにぎりの販売が好調。
- カウンターファストフードは、からあげクンやマチカフェの販売が好調。
- デザートは、「盛りすぎ!プレミアムロールケーキ」などの販売が好調。
- ベーカリーは、定番商品に加え、「盛りすぎ!焼きそばパン」などの惣菜パンや菓子パンの販売が好調。
10. ローソングループの店舗数
出店は37店舗、閉店は44店舗となり、ネットで-7店舗。
総店舗数は、1万4643店。
うち、ナチュラルローソンは130店、ローソンストア100は648店となっています。
※ローソンが運営する店舗数のほか、エリアフランチャイズ各社(㈱ローソン高知、㈱ローソン南九州、㈱ローソン沖縄)が運営する店舗数を含みます。
参考資料
齊藤 慧
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム 編集長室
編集者/コンビニ担当
中央大学法学部出身。在学中にThe University of Sheffieldに短期留学経験を積む。大学卒業後、東証プライム大手IT企業を経て、2013年からは厚生労働省の記者クラブにて、医療保険制度や介護・高齢者福祉などの社会保障を取り扱う専門紙の記者として約3年勤務。その後、GMOインターネットグループでは家電全般やハウツー情報などのwebメディアでの記事編集に携わり、月に数十本の記事を発信。SONYやパナソニックなど大手メーカーのカメラやスマートフォン、AV機器など最新家電などを中心に、ニュースやレビュー記事を発信した。
現在、金融と社会保障の分野では、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度に関する深い知識を提供。政策の変遷、年金受給資格の詳細、最新の貯蓄トレンドなどに焦点を当て、具体的かつ実用的な情報を読者に届けることを念頭に執筆。
読者がその知識を日常生活に活かし、より良い将来設計を行えるようサポートすることを目指しています。政府の施策から個人の資金管理に至るまで、幅広いトピックをカバーし、経済的リテラシーの向上に貢献しています。読者が賢明な判断を下し、日々の生活や将来設計に役立つ情報を提供している。
読者が直面するさまざまな金融問題に対する実践的な解決策を提供し、信頼性の高い情報源を基に記事を執筆。深い洞察と実用的なアドバイスを通じて、読者が賢明な資金計画を立てられるよう支援しています。
また、小売り分野では特に日本のコンビニエンスストア市場に焦点を当てた内容を執筆。セブン-イレブンやローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンストア100などのコンビニチェーンに焦点を当て、定期的に紹介。主要なコンビニチェーンに関する分析の新商品のレビュー、限定キャンペーンの情報、これらの店舗から登場する商品や、消費者の関心を引く限定キャンペーンについての記事を執筆している。
消費者がコンビニで購入すべき商品や注目すべきキャンペーンについて、実用的でタイムリーな情報を発信。小売市場の変動に迅速に対応し、読者に最新かつ正確な情報を届けることを心掛けている。
また読者に対し、日々の買い物に役立つだけでなく、消費者が市場のトレンドを把握し、賢明な消費選択を行うための知識を深めるサポートを目指している。読者が必要とする情報を提供し、コンビニ業界における最前線の動きを追い続けることで、信頼性の高い情報源になるべく記事を執筆している。(2024年5月14日更新)