冬を越して、ようやく芽吹きの季節がやってきました。植物の開花が次々に始まる季節は、もうまもなくです。
植物の開花と同時に、水やりや施肥など、やるべき作業が徐々に増えてきますが、地植えにすることで植物の育ちが良くなり、世話の手間が軽減することもあります。
そこで今回は、地植えで育てやすい、手間いらずでオシャレな多年草を参考価格とともに紹介します。さっそくみていきましょう。
1. 植物のナチュラル感が楽しめる「地植え」のメリット・デメリットとは?
1.1 地植えのメリット
地植えとは、庭や花壇の土に直接植物を植えることです。植え付ける場所によっては、あらかじめ土を入れ替えるなどして、土壌を改良しておくと安心です。
地植えは、地面に植物を直接植えるため、野山に咲く草花のように、植物本来の自然な魅力が楽しみやすいのがメリットです。根を伸ばしやすいので植物も育ちやすく、植物の美しさも際立ちます。
また、頻繁な水やりの必要もなくなり、降雨まかせで植物を育てることができます。多年草であれば、必要最小限の世話で翌年開花が楽しめるのは嬉しいですね。
1.2 地植えのデメリット
植物の性質によっては、地植えにすることによって、どんどん増えて広がっていく場合があるので注意が必要です。
他の植物の生長を阻害してしまうだけでなく、隣家にまで影響を及ぼす場合もあるので、このような植物は、地植えにするかどうかを慎重に検討しましょう。
また、そもそも乾燥や過湿に弱い、あるいは高温や低温に弱い植物を地植えにすると、移動ができなくなるため、環境が合わずに枯れてしまうこともあります。
育てる際は植物の性質を事前に調べておき、適切な栽培場所を決めて管理することが大切です。