遊びに行きたい飼い主さんの「外出を阻止」する猫ちゃんが、X(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@totomaru_hanmi」さん。

当ポストには2024年3月1日時点で1万1000件を超えるいいねが集まり「永遠の赤ちゃん」「代わりたい」といったコメントが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、ペット保険についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 遊びに行きたい飼い主さんと、吸いたい猫ちゃん

「日曜日だから遊びに行きたいのに毛玉に時間と指を吸われてる」というコメントとともに投稿されたのは、1本の動画でした。

飼い主さんの外出を阻止する猫、ととまるくん。

飼い主さんの外出を阻止する猫

出所:@totomaru_hanmi

Xでたくさんの注目を浴びているのは、猫の「ととまる」くん。指と魚が大好きだという、元気いっぱいの男の子です。この日、飼い主さんは遊びに出かけたかったようですが……?

指と魚が大好きだという、元気いっぱいの男の子、ととまるくん。

甘噛み猫

出所:@totomaru_hanmi

ととまるくんは、飼い主さんの腕を両手でホールド。さらに飼い主さん指を口に咥えていました。

幸せに包まれたような表情を浮かべながら、終始指を吸い続けるととまるくん。

指吸いの猫

出所:@totomaru_hanmi

幸せに包まれたような表情を浮かべながら、終始指を吸い続けるととまるくん……。お顔の近くを撫でてもらうと、気持ちよさそうに手を動かします。

赤ちゃんのような甘えぶりが心をくすぐります。思わず外出をためらってしまうのにも納得の光景ですね……!

2. 猫の入手先は保護猫が約4割

猫の入手先は保護猫が約4割です。

ペットに関する数字を紹介

Viktoriia Viktorovna/shutterstock.com

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

一般社団法人ペットフード協会が発表した「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、ペットとしての猫の入手先として多いものは以下のようになりました。

2.1 猫の入手先

  • 1位 31.1%:野良猫を拾った
  • 2位 20.6%:友人/知人/親族からの無償譲渡
  • 3位 15.9%:ペットショップで購入
  • 4位 7.7%:里親探しのマッチングサイトからの無償譲渡
  • 5位 5.1%:シェルターからの無償譲渡

※集計ベース:猫飼育者 アンケート人数782人

保護猫に明確な定義はないですが、上記の「野良猫を拾った」「里親探しのマッチングサイトからの無償譲渡」「シェルターからの無償譲渡」などを経由して飼っている猫を、一般的に保護猫と呼ぶのではないでしょうか。

また「保護猫」に該当すると思われる上記ランキングの1位、4位、5位を合算してみると「ペットとしての猫の4割以上は保護猫」という状況が推察できます。

3. 保護猫を飼う時もペット保険の加入を視野に

保護猫、特に元々野良だった猫は、飼い始めの時点で健康状態が不鮮明なケースも多いかと思います。

思わぬケガや病気を患っている可能性もあるので、健康診断をしたうえでペット保険に入り、しっかり補償をつけることも重要な選択肢になってくるでしょう。

そもそもペット保険とは、ペットがケガや病気を患った際に、治療費を補償する保険です。加入できるペットは犬や猫が基本ですが、ハムスターや爬虫類などが加入できる商品もあります。

ペット保険の加入を申請する際、基本的には過去の病気の履歴などを申告する必要があります。

元野良猫などのケースでは、過去の病気・ケガの詳細がわからないことも多いかと思います。

しかし、ペット保険の商品の中には推定年齢や現在の健康状態を元に加入の審査をするものもあるので、マッチする商品を探してみるのもいいでしょう。

4. ペット保険の保険金支払い方法や特約

4.1 ペット保険の保険金支払い方法

ペット保険は、ペットが病気やケガを患った際の治療費について、補償限度額の範囲内で一定割合を補償します。

限度額や割合は保険会社各社によって差がありますが、自己負担の金額を抑えられるような商品ほど保険料は高くなる傾向があります。

4.2 ペット保険の特約

商品によっては、治療費補償の他に、自分のペットが他人のモノを壊したり、または他人にケガをさせたりした際にも補償を受け取れるような「ペット賠償責任特約」などがあります。