階段の上で飼い主さんを待つ猫ちゃん。「個性的な動き」で迎えてくれる様子が、X(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@omochiomoching」さん。

当ポストには2024年2月28日時点で2万5000件を超えるいいねが集まり

「うちの猫と可動域が全然違う!」「どこからツッコんでいいかわからない」「全部かわいい」

といったコメントが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、猫の飼育費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. かわいすぎる「待ち姿」!何度も階段を登りたくなる

「階段を上がるとよくこの状態で待ってるおもち」というコメントとともに投稿された写真と動画が話題となっています。

階段を上がった場所で、飼い主さんを待ち構えているおもちちゃん。

仰向けの猫

出所:@omochiomoching

写っているのは、猫の女の子「おもち」ちゃん。階段を上がった場所で、飼い主さんを待ち構えていたようですが……?仰向けになったおもちちゃんは、ピンクの肉球を見せながら待機。

仰向けのまま上体を上げてこちらを凝視。

のぞくような猫

出所:@omochiomoching

そして驚くことに、仰向けのまま上体を上げてこちらを凝視し始めました。「誰か来た~」と言わんばかりの表情が、なんとも愛らしいですね……!

飼い主さんに視線を送っても、まだまだ仰向けをキープします。

仰向けをキープする猫

出所:@omochiomoching

飼い主さんに視線を送っても、まだまだ仰向けをキープ。

身体を器用に動かす様子に驚いてしまいます……!こんなにかわいい「お出迎え」をされたら、思わず何度も階段を上がりたくなりそうです。

2. 猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇

ペットのおやつ代にかける費用は年々上昇しています。

猫の飼育費用について紹介

e-leet/shutterstock.com

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均

2.1 獣医にかかる医療費

  • 2018年:2412円
  • 2019年:3016円
  • 2020年:2918円
  • 2021年:3367円
  • 2022年:2392円
  • 2023年:3400円

2.2 猫の保険

  • 2018年:1729円
  • 2019年:2349円
  • 2020年:1758円
  • 2021年:2731円
  • 2022年:2069円
  • 2023年:1988円

2.3 市販の猫主食用キャットフード

  • 2018年:2599円
  • 2019年:2745円
  • 2020年:2673円
  • 2021年:2978円
  • 2022年:2877円
  • 2023年:2988円

2.4 市販の猫おやつ用キャットフード

  • 2018年:1092円
  • 2019年:1303円
  • 2020年:1241円
  • 2021年:1346円
  • 2022年:1356円
  • 2023年:1562円

上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。

3. アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。

「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
  • 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
  • 3位 21.5%:別れがつらいから
  • 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
  • 5位 18.1%:十分に世話ができないから

上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。