2. 日当たりの悪いベランダでもキレイが叶う!「日陰でも育てやすい花」おすすめ3選
2.1 【インパチェンス】強靭で育てやすい
インパチェンスは「日陰の女王」とも称される耐陰性が強い花。
春から晩秋にかけてカラフルな花を咲かせ、暗くなりがちな日陰を明るく彩ってくれます。さまざまな品種があるなかでも、豪華な八重咲き種「カリフォルニアローズ」は特に人気が高い品種。
株姿がこんもりとしているのでハンギングバスケットで育てるのもオススメです。
寒さに弱いため一年草扱いされがちですが、室温10度以上の暖かい室内で冬越しさせれば翌年も開花が期待できます。
※参考価格:200~1000円(3号ポット苗~5号鉢)
2.2 【アスチルベ】幻想的な姿にうっとり
アスチルベは幻想的なフワフワした花が魅力の宿根草。6〜7月頃に開花し、うっとうしい梅雨の時期を優しく彩ってくれます。
ピンクや紫、白い花色がよく流通していますが、花も葉も赤褐色の「チョコレート・ショーグン」、黒い葉×白い花のコントラストが美しい「イルリヒト」など珍しい品種も豊富。
冬には地上部が枯れますが、翌春には再び芽吹きキレイな花姿で楽しませてくれますよ。
※参考価格:600~1000円前後(3号ポット苗)
2.3 【バラ・シンデレラ】病害虫に強く育てやすいバラ
バラの花も、品種を選べば日当たりが悪い場所で育てることができます。
耐陰性が強いバラにはいくつかの品種がありますが、なかでも四季咲き種・シンデレラは病害虫に強く育てやすい品種。
丸いフォルムをした花は中心部から外側にかけてピンクのグラデーション状になっており、房状に咲くので見ごたえもバッチリですよ。
つる性なのでフェンスに絡ませるか、あんどん仕立てにして楽しみましょう。
※参考価格:3000~6000円(5号鉢)
3. まとめにかえて
日当たりが悪い場所でも、植物の選び方次第ではガーデニングを楽しむことは十分可能です。
本記事では春〜秋に咲く花を紹介しましたが、冬に咲くクリスマスローズやビオラ・ラブラドリカ、ニオイスミレなども耐陰性が強くてきれいな花々。
開花時期が違う花を選べば、一年中花が楽しめるベランダをつくることもできます。ぜひ耐陰性が強い植物を取り入れ、明るくステキなシェードガーデンをつくってみてくださいね。
LIMO編集部