上の子可愛くない症候群の話をするママも多く、本能やホルモンの仕業と考えれば、罪悪感を抱くこともありません。この感覚も下の子の手が離れるにつれ、次第に落ち着いていくものです。

上の子可愛くない症候群も、赤ちゃん返りも「慣れ」

「下の子が生まれたら上の子優先」と言われますが、物理的にも、精神的にも難しいところがあります。2人目の産後は赤ちゃん返りに対応しつつも、「自分でできるなら自分でやってほしい」と心の中で葛藤がありました。とてもスムーズとは言えない対応でした。

3人目の産後、長男も次男も赤ちゃん返りをしました。着替えさせたり、食べさせてもらいたがったり、バブーと言ってみたり、抱っこ紐でおんぶしてほしがったり…それに対して、ノリノリで対応できる自分に驚きました。

むしろ「寂しい思いをしてるからやってあげたい」と、すんなり思えるのです。

次男に対しての上の子可愛くない症候群も、あったとはいえ長男のときより感情の量が減りました。以前経験しているので「またこの感情だ」と一歩離れて捉えることができ、長男のときよりも早く落ち着きました。