植物栽培に関する質問に答える「ガーデニングQ&A」。

クリスマスローズは強健で初心者にも育てやすい植物ですが、花がなかなか咲かなかったり急に弱ったりすることも。

今回はクリスマスローズを育てているときに抱えやすい、7つのお悩みを解決します。参考価格などの基本情報も紹介していますので、ぜひ育ててみてくださいね。

1. クリスマスローズの基本情報

クリスマスローズ/Helleborus

ピンク色のクリスマスローズ。

Alex Manders/shutterstock.com

  • キンポウゲ科クリスマスローズ属
  • 常緑多年草
  • 草丈:10~50センチ
  • 参考価格:1000~2000円前後(3号ポット苗)

クリスマスローズは原種を交配して作られた園芸種で、毎年品種改良でさまざまな花色や花姿が登場。世界中に愛好家が多く、地植えでも鉢植えでも育てられます。

2. クリスマスローズに関するよくある質問<花編>

2.1 Q1:なかなか花が咲かないのはなぜ?

A1:花が咲かない理由にはいくつかの原因が考えられます。

  • 購入したばかりの苗で若い株だった。
  • 1年中光が当たらない場所で育てている。
  • 葉が茂り過ぎている。
  • 栄養不足を起こしている。
  • 根詰まりによる生育不良。

種から育てて1年目の若い苗は値段がお手頃ですが、花芽ができ始めるのは2年目以降です。すぐに花を楽しみたい場合は、葉が少なめでツボミが付いている開花予定苗を購入しましょう。

花芽は秋~冬にかけて株の中心部に光が当たることによって形成されます。この時期は明るい日なたで、日差しが強い季節は半日陰で育てるのがオススメ。葉が茂って株元をおおっていたら適度に間引きしてあげましょう。

栄養不足や根詰まりが原因で花が咲かない場合の対処法は、後ほど「クリスマスローズの育て方全般に関するQ&A」で解説します。

2.2 Q2:咲いた花は摘み取りが必要? タイミングも教えて!

クリスマスローズ/Helleborus

花が咲いているクリスマスローズ。

Marylo.R/shutterstock.com

A2:クリスマスローズは開花時期が終わっても、花は散らずにそのまま残ります。種ができるとどんどん栄養を消費するので、ある程度観賞したら必ず摘み取りましょう。

摘み取りのタイミングは、花の最盛期・子房が膨らんだ頃・花色があせてきた頃の3つ。最盛期は切り花にして生けたり、花を水に浮かべたりして楽しみましょう。

種ができると子房が膨らむので、早めに花茎を株元から切り取ります。もう少し花を見ていたい場合は、手で子房をねじり取っておくとよいでしょう。

子房を取った花も、3月中~下旬になって花が緑っぽく色あせてきたら終焉のとき。翌年への体力温存のため切り取ります。