保険というと難しいイメージが先行しがちですよね。筆者も保険相談を2000世帯以上受けていますが、今も昔も「保険ってよくわからないんですよね。」といったお言葉をいただきます。

最近ではネットや雑誌、また保険会社によってはご自分で試算することも可能になりました。

しかし相談に来られる方からは、「結局いろいろ調べてはみたけれどよくわからなくなりました」という感想も多いです。

厚生労働省が2月6日に公表した2023年の毎月勤労統計調査によると、1人あたりの実質賃金は2.5%の減少となりました。

物価高の今、少しでも支出を減らすために「保険の見直し」を検討する方も多いでしょう。

今回は「会社ですすめられた保険に入ったままです。見直しをしたほうが良いですか?見直しするならどういう点に気をつけたら良いですか?」という質問に答えていきたいと思います。

1. 【保険相談】回答:保険はあくまでも手段

相談者は、40歳男性。奥様とお子様2人の4人家族です。

まず、保険はあくまでも「手段」のひとつです。例えば皆さんが車を買う場合、どういう基準で決めますか?車に乗った時にそれぞれ想像すると思います。

独身なのか、家族がいるのか、遠出をするのか、日常のみ使用するのか。つまり目的です。保険においても、ご自身がどんな目的で保障を持ちたいかが大事になります。

  • 亡くなった場合の生活費の補填が必要なのか
  • 入院したときにどういう点が心配なのか
  • 働けなくなってしまったときは大丈夫か

こういったところをまず整理しましょう。

整理した後は、それがいくらあったら安心できるのか明確にしていきます。これはシミュレーションサイトを使用したり社会保障や公的年金なども考慮したりして、算出していきます。

そこまで出揃って初めて「手段」である保険が出てきます。現在の保険がぴったりと当てはまっている場合は、他社商品と比べてより良いものがあれば見直しましょう。

当てはまっていない場合は、まずは当てはまる商品がどのようなものか確認したうえで比較しながら選んでいくことが大切です。

見直しを行うかどうかを判断するためには、目的を明確にすることが大切なのです。