オシャレな寄せ植えをつくりたいときは、ツル性植物を取り入れるのがオススメ。主役となる花の前列、または横部分にレイアウトすると、立体感が生まれステキな寄せ植えに仕上げることができます。

なかでもツルの途中に「ランナー」と呼ばれる子株をつくる植物は、育てるだけでなく増やしながらも楽しめるユニークな存在。

そこで今回は、寄せ植えに取り入れたいツル性植物のなかからランナーを伸ばす植物を参考価格とともに紹介します。ぜひ寄せ植えづくりの参考にしてください。

1. 【ツルニチニチソウ】丈夫で育てやすい繁殖力旺盛の植物

ツルニチニチソウ/Vinca major

LifeisticAC/shutterstock.com

春〜初夏にかけ、白や紫色の花が楽しめるツルニチニチソウ。

葉に白い模様が入る斑入り葉や、葉が小さめの「ヒメツルニチニチソウ」、また葉に黄色の網目模様が入る「レティキュラータ」など多くの品種が揃い、いずれも丈夫で育てやすい性質をもっています。

新芽の先に花をつけるので、適度にカットしながら管理するのがオススメ。切り落とした茎を庭に放置すると、茎から根が出て大繫殖することがあるので注意しましょう。※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)

<ツルニチニチソウ概要>

  • 花期:3~5月頃
  • 花色:ホワイト、ピンク、パープルなど
  • 耐暑性:普通~強い
  • 耐寒性:普通~強い
  • 耐陰性:あり