3. 老人ホーム探しは、担当のケアマネジャーや地域包括支援センターに相談を

老人ホーム入所で「介護のプロの手を借りる」選択肢は、本人と家族にとってもメリットがあります

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認知症のある親を老人ホームに入所させることにためらいのある方もいるでしょう。

しかし、老人ホームに入所して適度な距離を取ることで、双方が穏やかに過ごせたというケースや、介護のプロからケアを受けることで症状が改善したというケースは多く見られます。

老人ホームへの入所は、介護する家族の心身の負担を軽減するだけなく、介護を受ける親にとっても大きなメリットがあります。

なお、老人ホームを探す際には、担当のケアマネジャーや地域包括支援センターに相談することをおすすめします。

施設探しは、情報を集めるところから始めなければならないため、家族だけで探すのでは時間がかかってしまいます。

担当のケアマネジャーであれば、本人の症状をよく理解しているので、適切な施設を紹介してくれるでしょう。

また、地域包括支援センターは、地域の介護施設や老人ホームの情報に詳しいので、相談すると受け入れ可能な施設の情報を得ることができます。

参考資料

中谷 ミホ