暴落!大塚家具、逆行高のソフトバンクGは3連騰。日経平均は大幅反落

【東京株式市場】 2018年2月9日

株式市場の振り返り-日経平均株価は大幅下落、一時▲771円安も下げ渋り

2018年2月9日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,382円(▲508円、▲2.3%) 3日ぶり大幅反落
  • TOPIX 1,731.9(▲33.7、▲1.9%) 3日ぶり大幅反落
  • 東証マザーズ総合指数 1,191.7(▲21.2、▲1.8%) 3日ぶり大幅反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:244、値下がり銘柄数:1,796、変わらず:24
  • 値上がり業種数:0、値下がり業種数:33
  • 年初来高値更新銘柄数:10、年初来安値更新銘柄数:140

東証1部の出来高は21億3,748万株、売買代金は4兆17億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。再度のNY市場急落を受けて利益確定売りや投げ売りが増加したことに加え、一部に下値を拾う動きも見られた結果、活況な商いとなりました。売買代金は2日ぶりに4兆円を上回る高水準となっています。

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そのような中、日経平均株価は終日にわたり大幅マイナス圏で推移しました。ただ、前場の終盤には一時▲771円安(▲3.5%安)まで下落する場面もありましたが、大引けに掛けてやや切り返して引けています。

6日(火)のような“暴落”という状況ではありませんでしたが、株価がまだ下げ止まっていないことを実感させられたと言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きとなりましたが、下落率は日経平均株価を下回りました。これは、日経平均株価を構成する主力値嵩株に売りが多く集まった結果と考えられます。

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東証マザーズ総合指数は3日ぶり大幅反落、売買代金は連日の1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,350万株、売買代金は974億円となり、いずれも前日より増加しました。増加はしたものの、個人投資家の物色意欲が回復していないため、大型株式市場のような活況な商いには程遠く、売買代金は連日で1,000億円を下回っています。

なお、総合指数も急落となって再び1,200ポイントを割り込みました。ただ、取引時間中には一時▲6%安に迫る場面があったことを勘案すると、相応に戻した結果とも言えます。

ソフトバンクグループが逆行高で3連騰、大塚家具は一時▲10%安の暴落

個別銘柄では、主力大型株のファーストリテイリング(9983)、ファナック(6954)、京セラ(6971)、信越化学工業(4063)などが総じて大幅下落となりました。

また、コマツ(6301)と日立建機(6305)がともに▲5%超安の急落となり、安川電機(6506)も大幅安となっています。

その他では、前日に業績見通し(営業利益)を下方修正した日産自動車(7201)が大きく値を下げたのが目を引きました。なお、ジャスダック市場では、前日に大幅赤字拡大を公表した大塚家具(8186)は一時▲10%安の暴落となっています。

一方、主力大型株の中ではソフトバンクグループ(9984)が逆行高で3日続伸となり、前日に好決算を発表したテルモ(4543)も大幅上昇となりました。また、資生堂(4911)が一時+5%高に迫る連日の急騰となり、SUBARU(7270)も逆行高で引けています。

新興市場では、前日にストップ高となった手間いらず(2477)が大幅続伸となり、アトラエ(6194)も値を上げました。一方、フリークアウト・ホールディングス(6094)やメタップス(6172)が冴えない値動きで昨年来安値を更新しています。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。