富士通が7日続落! 日経平均株価は小幅反発に止まる

【東京株式市場】 2018年2月7日

株式市場の振り返り-日経平均株価は小幅反発に止まる、後場に入って値を消す

2018年2月7日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,645円(+35円、+0.2%) 4日ぶり反発
  • TOPIX 1,749.9(+6.5、+0.4%) 4日ぶり反発
  • 東証マザーズ総合指数 1,170.8(+0.1、+0.02%) わずかに4日ぶり反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,165、値下がり銘柄数:821、変わらず:79
  • 値上がり業種数:21、値下がり業種数:12
  • 年初来高値更新銘柄数:30、年初来安値更新銘柄数:17

東証1部の出来高は23億3,629万株、売買代金は4兆5,260億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。ただ、減少したとはいえ、NY市場の反発などを受けた買い戻しや戻り売りなどで相応に活況な商いでした。売買代金は4兆5,000億円を上回る高水準となっています。

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そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。しかし、前場の序盤に一時+743円高まで買い戻された後は、戻り売りに押される形となり、大引け直前には一時+16円高まで上げ幅が縮小しました。

最後は何とかプラス圏を維持したものの、暴落翌日の反発としては非常に物足りない結果で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きとなりましたが、上昇率は日経平均株価を上回りました。それでも、反発力は非常に弱かったと言えましょう。

東証マザーズ総合指数はかろうじて反発、売買代金は3日連続で1,000億円超

東証マザーズの出来高は7,481万株、売買代金は1,084億円となり、いずれも前日より大幅減少となりました。大型株市場で見られたような買い戻しや戻り売りの動きは限定的だったようです。ただ、売買代金は3日連続で1,000億円を上回りました。

また、総合指数の反発も盛り上がりに欠け、わずかな上昇に止まりました。暴落翌日の反発としてはあまりに力不足だったようです。

悪材料出尽くしの横河電機が一時+13%高の爆騰、富士通は7日続落に

個別銘柄では、ソフトバンクグループ(9984)が大幅高となり、信越化学工業(4063)や花王(4452)なども大幅上昇となりました。また、前日に決算発表を行ったトヨタ自動車(7203)も値を上げ、コマツ(6301)や日立建機(6305)も大幅反発で引けています。

その他では、前日に業績見通しを下方修正した横河電機(6841)が、悪材料出尽くしから一時+13%高に迫る爆騰となったことが目を引きました。

一方、前日に決算発表を行ったJT(2914)が昨年来安値を更新する▲6%安で安値引きとなり、先週に爆騰したリコー(7752)も▲7%安に迫る急落となりました。

また、主力大型株ではファーストリテイリング(9983)とファナック(6954)が大幅続落となり、NTTデータ(9613)も大幅安となっています。

その他では、富士通(6702)が7日続落となったことが注目されました。

新興市場では、アドウェイズ(2489)が一時▲13%安の暴落となり、メタップス(6172)やウォンテッドリー(3991)も大幅安となりました。一方、グレイステクノロジー(6541)などが値を上げましたが、全体的には静かな値動きだったようです。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。