LIMOが2023年01月にお届けした記事から、注目の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2023年01月15日)

仕事や育児に追われることもなく、自分の時間を自由に使える60代。これまでの忙しさから解放されて、じっくりと趣味の世界に浸りたいと思う方も増えています。

「60代から始めるガーデニング」は、体力に合わせて無理なく植物の栽培を楽しむコツをお届けするシリーズ。今回は手入れがラクな花壇作りと、初心者にも育てやすい元気な花を紹介します(※編集部注)。

手入れがラクな花壇とは?

コンパクトなサイズ

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大きな花壇は数多くの植物を植えられるので、花が満開になったときはとても華やかです。ただ、広ければそれだけ植物の世話に、時間と体力を費やさないといけません。

ガーデニングを続けることが負担にならないように、始めは欲張り過ぎない花壇作りをしましょう。コンパクトなサイズだと植えられる植物にも限りがあり、手入れがラクになります。

ラクな姿勢で世話ができる

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ガーデニングは立ったりしゃがんだりと、案外足腰に負荷がかかる作業です。若い頃と違って60代ともなるとさすがに筋力の衰えは否めず、無理をするとかえって体を傷めることに。

地面から少し高めに作られた花壇にすると、立ったままでも花の世話ができるのでオススメです。レンガやブロックを積み重ねたベッドのような花壇は、植物が根を深く張りやすく元気に育ちます。

植物に手がかからない

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植物は品種によって生育スピードや性質が異なります。開花時期が長く頻繁に植え替えなくてもいい植物や、放任していても丈夫にスクスク育つ植物は、比較的手がかからず初心者にもオススメ。

花を選ぶ際は自分の好みだけでなく、植物の特性を踏まえたうえで決めましょう。自分でできる手入れのレベルを認識し、それに合った植物選びをすることが長続きのポイントです。