3. 最大7億!? 両親の資産平均額は2297万7000円
調査結果によれば、両親の資産平均額は2297万7000円。 子どもに隠している資産がある方は全体の約20%で、平均金額は3147万円といわれてます。 さらに、子どもに隠していた資産は最大で7億円あった事例も……。
事前に把握できなかった資産ランキングでは、意外にも「貯金・生命保険・有価証券・不動産」など。 わかりやすそうな財産も把握できていないことが多いようです。
4. 相続の落とし穴?高い価値の品物
相続をするには期間が設けられていて、膨大な事務処理をしなくてはいけません。 抜けがあると、大きなトラブルに発展しがちです。 隠れ資産の中でも高額で、見落としがちな品物は下記が挙げられます。
- 宝石
- 貴金属
- ブランド品
- 美術品
- 骨董品
特に、わかりにくいのは「美術品や骨董品」ではないでしょうか。 専門家でなければ価値を見抜くことが困難な上、どうやって時価評価(市場価値)を把握すればいいか悩むところです。 面倒だからといって、安易に価値を決めつけてしまうのはトラブルの元です。
税務署の判断で、美術品・骨董品に高額の価値がついてしまうと、税務調査に入る確率が高くなります。 相続税の申告漏れや修正申請につながる恐れがあるため、正確な時価評価を把握したいものです。