毎年話題になる就活生の人気企業ランキングですが、今年も各社から公表されてきました。
各企業の運営する就活サイトで調査を行っているため、公表している企業ごとに対象となる学生の属性が変わり、ランキングに違いがあります。
今回は株式会社文化放送キャリアパートナーズが有効回答数8695(うち男子3,718・女子4,977/文系7,020・理系1,675)を得た「2025入社希望者対象 就職活動[早期] 就職ブランドランキング調査」の結果を見ていきます。
1. 就職ブランドランキング 総合ランキングTOP20位
- 1位:伊藤忠商事
- 2位:博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ
- 3位:日本生命保険
- 4位:大和証券グループ
- 5位:東京海上日動火災保険
- 6位:Sky
- 7位:三菱商事
- 8位:丸紅
- 9位:KADOKAWA
- 10位:バンダイ
- 11位:味の素
- 12位:住友商事
- 13位:大日本印刷
- 14位:ジェイアール東日本企画
- 15位:SMBC日興証券
- 16位:三井住友信託銀行
- 17位:ソニーミュージックグループ
- 18位:明治グループ(明治・Meiji、Seika、ファルマ)
- 19位:第一生命保険
- 20位:三井物産
1位は2年連続で伊藤忠商事となりました。
BtoB企業でありながらも、その他の5大商社全てがTOP20にランクインしました。資源価格の高騰による好業績や海外での活躍機会が多いことが影響していると考えられます。
ほかの企業をみると、特定の業界への人気の偏りは少ないように思えますね。
TOP10で24卒の調査よりも順位を上げた企業は博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ、東京海上日動火災保険、KADOKAWAでした。
特にKADOKAWAはTOP20圏外からのランクインです。近年の出版業界はIT事業にも力を入れ始めていることから人気が再燃しているのではないでしょうか。
LIMO・U23編集部からは、「印刷業界の企業の選考を受けたことがありますが、IT事業に力を入れていたり、ホームページやプロモーションに凝っていて、見ていて面白かったという印象があります」という意見も挙がりました。