2024年1月からは新NISAがスタートしました。「自助努力」が求められる時代となり、貯蓄や投資によって将来に備えることの重要性が増しています。

収入や家計支出、貯蓄額は家庭によって大きく異なりますが、同世代の家庭におけるお金事情が気になるという方もいるでしょう。

今回は、年代別の貯蓄額や消費支出を一覧表にまとめました。あくまでも平均値となりますが、一つの目安として参考にしてみてはいかがでしょうか。

また、貯蓄と積立投資のシミュレーションも行ったので、貯蓄計画を立てる際の参考にしていただければ幸いです。

1. 【年代別】貯蓄額一覧表

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和4年)」を基に、年代別の平均貯蓄額を以下の表にまとめました。


【二人以上世帯の年代:平均値・中央値】

  • 20歳代:214万円・44万円
  • 30歳代:526万円・200万円
  • 40歳代:825万円・250万円
  • 50歳代:1253万円・350万円
  • 60歳代:1819万円・700万円
  • 70歳代:1905万円・800万円


【単身世帯の年代:平均値・中央値】

  • 20歳代:176万円・20万円
  • 30歳代:494万・75万円
  • 40歳代:657万円・53万円
  • 50歳代:1048万円・53万円
  • 60歳代:1388万円・300万円
  • 70歳代:1433万円・485万円
     

全体の平均値としては、二人以上世帯が1291万円、単身世帯が871万円です。より実態に近いとされる中央値は、二人以上世帯が400万円、単身世帯が100万円となっています。