自分と同年代の周囲がどれくらい貯蓄を保有しているかを知ることで、具体的な貯蓄の目標金額を決めやすくなるでしょう。
今回は金融広報中央委員会の資料をもとに、20歳代・ひとり世帯で「貯蓄700~1000万円未満」の方の貯蓄額をみていきます。働き盛りの世代の現況を確認していきましょう。
1. 【20歳代・ひとり世帯】貯蓄700~1000万円未満は何パーセントか
20歳代・ひとり世帯で「貯蓄700~1000万円未満」を達成している人はどれくらいいるのでしょうか。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」より、20歳代・ひとり世帯の貯蓄事情を確認します(金融資産を保有していない世帯を含む)。
1.1 【20歳代・ひとり世帯】の貯蓄700~1000万円未満の割合
- 2.6%
1.2 【20歳代・ひとり世帯】の貯蓄1000万円未満の割合
- 96.0%
1.3 【20歳代・ひとり世帯の貯蓄額】平均と中央値
- 平均:176万円
- 中央値:20万円
貯蓄700~1000万円未満は1割未満、貯蓄1000万円未満でみると9割超となりました。