プライベートとの両立や、仕事の充実感や達成感を求めてフリーランスになる方も増えてきました。会社員の経験がなくてもフリーランスになって、十分な収入を得ている人もいます。
筆者の周りではフリーランスというと、ゆるふわなイメージを持つ方から休みがないイメージを持つ人までいて、人によって全く印象が異なることがわかります。
年末年始などの休み明けに出社をすると、「フリーランスっていいよなあ」なんて思う場面も。そこで、本記事ではフリーランスの「やりがい」や「苦しい場面」について、フリーランスと社員経験がある人に取材・整理しました。
1. フリーランスのやりがい
安定した収入を得られない不安はあるかもしれませんが、満足度がとても高いという意見が多いフリーランス。会社員で嫌な思いをして働くのであれば、多少年収が下がっても充実した仕事をしたいと考えている方が増えています。
1.1 フリーランスのやりがい1:自由な働き方
どんな働き方でもできるのがフリーランス。得意な仕事同士をかけあわせて新しい事業を展開できます。
例えば、カメラマンをしながらフォトライターになって、収入を伸ばすことも可能です。自分のやりたかった仕事ができるのは、大きな強みといえます。
フリーランスをはじめたときは、仕事がなくなるプレッシャーがつきまといます。ですが、努力してスキルアップしていけば、十分な収入を得ることも可能です。
実績を積み上げれば、合わない会社と取引をやめても収入を確保できます。ひとつの会社にこだわらなくてもいいのは、精神的に楽という意見は、一定数見受けられます。
一方で、コミュニケーションコストがかかったり、会社ごとに方針ややり方を整理したりする必要があり混乱する人もいるようです。
1.2 フリーランスのやりがい2:広い横の繋がり
働き方によっては、考えられないほど多くの業種と仕事ができます。業種を飛び越えて、商品やサービスを創り上げる一体感はフリーランスの方が感じやすいという意見も。
幅広い横の繋がりによって、仕事の幅も広げられますから、充実感や達成感に繋がります。
また、横の繋がりが増えるメリットは、それだけではありません。人脈によって、仕事獲得に繋がっているフリーランスは多くいます。
ライターであれば編集者、あるいはライターが必要な仕事が発生しやすいコンサルや動画編集者とつながるための努力をしている人もいます。
仕事の中で人脈が広がれば、お互いにチャンスが増える可能性があります。横の繋がりは積極的に広げていきたいところです。