4. アラフォー世代に迫り来る「親の介護問題」
2025年は「団塊の世代」すべてが75歳以上の後期高齢者となります。アラフォー世代にとって、親の介護や終活はもはや他人事では済まされなくなってきているのです。
育児や仕事とは違って先の見通しが立ちにくい中でも、長丁場を覚悟して「介護」と向き合わねばならない家族もいることでしょう。
要介護の状態や家族構成によってもケースバイケースでしょうが、親以上に子の世代にも心身のストレスや経済的な負担がかかってくるのは確かです。
介護する子の世代の生活基盤が崩れてしまっては元も子もありません。介護保険サービスをはじめとする社会資源を活用するなど、金銭面はもちろん、心理面での負荷もできるだけ減らせるような工夫や知恵が必要になってくるのです。
参考資料
吉沢 良子